2014年12月29日

着物で暖かく過ごす方法

お正月は、きものを着て外出する方もいらっしゃるでしょう。

初詣でなどは、外で長時間並ぶこともありますから、暖かくして出かけたいですね。

きものを着て外出するときは、羽織や着物用コートを着たり、
ショールを肩にかけたりするといいでしょう。
きものは基本的には暖かいので、宮崎ならそんなに着こまなくても大丈夫です。

ただし、寒さ対策をしたほうがいい部分もあります。

それが、「首元」「手首」「足首」の3つの首です。

女性の場合は特に、衣紋を抜くので首がそのまま外気にさらされます。
袖口も大きく開いているのが着物の特長ですね。
足元は、裾が長いのですが、筒状になっているため、案外下から冷気が入ってきます。

暖かいけど風通しが良いのがきものですから、蒸れなくていいんです。
でも、スースーすると寒いんです。
ですから、この風の通り道を塞げば快適なのです。


対策としては、首元と手首は簡単ですね。
外出するときに、マフラーと長めの手袋をつければOKです。

足首だけは、きものを着る前に対策が必要です。

たとえば、次の3つの方法を試してみてください。

・裾よけの代わりにステテコやスパッツを履く
・足袋の下にひざ下ストッキングを履く
・レッグウォーマーを履く

どれか一つでもいいし、組み合わせればもっと暖かく過ごせるかもしれません。

きものを着るときは、裾よけを腰に巻き付けますが、これは着物と同じ原理なので
下から冷気が入ってきます。
ステテコやスパッツなら、両足を一本ずつ包んでくれるので、冷気が侵入するのを防ぐうえに、
裾さばきも良くなるので歩きやすいですよ。

ひざ下ストッキングは、着物用の物もありますが、わざわざ買わなくても
普通にお店に売っているもので大丈夫です。
ただ、上から足袋を履くので、できれば5本指のストッキングが良いですが
5本指でなくても親指と人差し指の間を押し込んで履くこともできます。
ちょっと無理やりですが……(笑)

レッグウォーマーを使う方法は、私も実践しています。
個人的には、ストッキングよりこちらが好みです。
あまりモコモコしてない短めのレッグウォーマーをふくらはぎの下の方から
くるぶし辺りに当たるように履きます。
それから足袋を履いて、くるぶしのところでレッグウォーマーに被せませす。
こうすると、冷えやすい足首を温めることができます。
ただ、歩くと見える可能性がありますので、目立たない色を選ぶことをおススメします。


お正月にきものを着るなら、寒さ対策をバッチリしてお出かけくださいね。

着物で暖かく過ごす方法
きものにブーツを履いてみたこともあります
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岩崎千恵子


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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 16:07 │Comments(0)着物あれこれ
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