2013年02月06日

うなじ美人

●うなじを剃る!?

先日、結婚式に参列なさる方の着付けをしたときのこと。

振袖をお召しになるその方は、うなじのうぶ毛をきれいに処理されていました。

今どき、そこまでする方は珍しく、お若いのにきちんとした方だなと思いました。


それで思い出しました。

私が二十歳のころ。

初めて振袖を着るという日の前夜、お風呂に入ろうとしたら、
母に呼び止められ、こう言われました。

「うなじを剃ってあげるから、準備ができたら呼びなさい」

「え!?うなじを剃る??」

「そうよ、きものを着るときは剃るものなの」

そのとき初めて、そういうものなんだと知りました。

以来、振袖を着るときは、母にうぶ毛の処理をしてもらっていました。


●チラリズム

着物はほとんど肌を露出しません。

唯一 肌が見えるのが、うなじで、
そこに、清潔感や色気が表れます。

ある意味、見せ場でもあります。

きものを着たときは、襟足をすっきりあげて、きれいなうなじを見せたほうが
女性らしさが際立つと思います。

晴れ着を着るなら、うぶ毛の処理までしておくと、なお良いですね。


うなじ美人



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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 23:58 │Comments(0)きもの美人
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