きもの美人になれる～たつみ流着付け教室

先週のお稽古で、ある生徒さんが新しく仕立てたきものを
持ってみえました。

さっそく着てみると、勝手が違う！

自分用に仕立てたきものでも、礼装用か普段用かで
微妙にサイズが違ったりするんです。

柔らかい正絹か、張りのある紬かによっても生地の滑り具合が違うので、
それぞれの特徴に合わせて着付けする必要があるんですね。

だから、いつも同じきものでばかり練習していると
そのきものでは上手に着付けができるけど、
他のきものは着られない、ということになりかねません。

着付けの基本が身に付いたら、いろんなきもので練習してみましょう。

慣れないうちは、きものが変わっただけで手順がわからなくなることが
あるかもしれません。

自分でも驚くような間違いをするかもしれません。

でも、心配しなくても大丈夫。

慣れていないだけですから。

いまは、そのきものの特徴を肌で感じて、体で覚えるときです。

慣れて感覚が掴めれば、またすんなりできるようになりますよ。

ずーっと、その繰り返しです。

そうやって、難しいきものも着こなせるようになっていくのです。

いつもお稽古用のきものばかり着ていたら、みすみす上達のチャンスを
逃しているようなもの。

季節に応じたきもの、近々着る予定のあるきもの、新しいきもの、
いろんなきものを着てみましょう。








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たつみ流着付け橘通り教室
岩崎千恵子