2015年09月01日

単衣の季節です

今日から9月ですね。

薄物の季節はあっという間に過ぎてしまいました。
薄物とは、7月と8月に着る透け感のある着物のことです。

9月は透けない単衣の季節。

単衣の季節です

ちなみに、単衣(ひとえ)とは裏地のついていない着物のことです。

宮崎では、着用期間が一番長いきものと言ってもいいでしょう。

本当は、10月から5月までは袷(あわせ)という裏地のついた着物を着て
6月から9月は単衣を着るものです。
そして、単衣の時期でも、特に7月と8月は透ける薄物を着ることになっています。

本来なら、袷の季節が一番長いのです。

しかしながら、宮崎でその通りに着物を着ていたら、暑くてたまりません。

わたしは、11月か、下手したら12月上旬まで単衣を着ていることがあります。
春も3月には単衣が着たくなります。

ふだん着ならば、気候に合わせて、暑ければ単衣、寒ければ袷と選んでもイイと思います。
だって、衣服なのですから。

ただ、ひとつ気をつけたいのは、見た目の印象です。

同じ単衣でも色によっては涼しそうに見えたり暖かそうに見えたりします。

10月にまだ単衣を着るとしたら、暖色系のきものを選んで、秋らしいコーディネートをしたほうが
見る人に季節を感じてもらいやすい。

その辺りのさじ加減がきものを着る楽しみの一つでもあります。

9月から10月にかけて、少しずつ秋らしさを取り入れたコーディネートにしていくと
季節の移り変わりを感じられるかもしれません。

残暑を風情に替えて、きものコーディネートを楽しめるといいですね。


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たつみ流着付け橘通り教室
岩崎千恵子



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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 23:57 │Comments(0)着物あれこれ
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