2015年07月24日

きもの文化

京都に行って感じたことがあります。

それは、「きもの文化が馴染んでいる」ということです。

地下鉄を下りて地上に上がったら、さっそく二組の和服姿の女性たちを見かけました。


手前の二人は生徒さんで、横断歩道の前にいる二組の方々です。

前のお二人はゆかたでした。お一人はゆかたに名古屋帯をしていらっしゃいます。

後ろのお二人は、帯こそ半幅ですが、きちんと長襦袢を着て足袋を履いていらっしゃいます。

この日は祇園祭があったので、普段よりは和服の方が多かったのかもしれません。
それでも、ゆかたではなく夏きものを着ている方に出会うとは思っていませんでした。

翌日の嵐山でも薄物を着て歩いている方と何人もすれ違いました。
こちらはお祭りと言うわけではありませんでしたけれどね。

宮崎では、お祭りの日にゆかたを着ている人には出会うけれど、
長襦袢を着て足袋を履いている人に出会うことはほとんどありません。


もちろん、中にはレンタルで着せてもらっている方もいるのでしょうが、
暑い中でもレンタルしてでも、きもので歩きたいと思わせるのが京都なのでしょう。

さすがは京都だなぁと妙に感心してしまいました。


それから、きものを着て歩いても、人々の視線を浴びることがありませんでした。

これが宮崎なら、ジロジロ見られたり、二度見されたりは当たり前。

京都では、きものを着ていることが特別なことではないのでしょうね。

きものに対する意識の違いをまざまざと見せつけられた思いでした。

宮崎の人にももっときものを着てほしいものですね。


たつみ流橘通り教室 午後クラスプレ講座 ~受講者募集中です~

・日程:2015年8月8日(土) 15:00~17:00
・場所:宮崎駅前自治公民館
・料金:2,000円
・準備するもの:ゆかた・半幅帯・腰ひも3本、コーリンベルト、伊達締め、フェイスタオル2枚
 ※持っていないものはムリしてそろえる必要はございません。
   足りないものがあるときは、貸し出しもできますのでご連絡ください。

お申込み・お問い合わせはここをクリックしてください



***
たつみ流着付け橘通り教室
岩崎千恵子




  • LINEで送る

同じカテゴリー(夏きもの)の記事画像
つのだしのススメ
半幅帯のススメ
薄物の季節です
もう少し夏仕様で。
夏塩沢を着て塩沢へ
夏塩沢と蓮の花
同じカテゴリー(夏きもの)の記事
 つのだしのススメ (2017-08-17 06:54)
 半幅帯のススメ (2017-08-15 00:04)
 薄物の季節です (2017-07-01 23:43)
 もう少し夏仕様で。 (2016-09-05 23:07)
 夏塩沢を着て塩沢へ (2016-09-01 23:59)
 夏塩沢と蓮の花 (2016-08-28 08:36)

Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 19:28 │Comments(0)夏きもの
                               着物,着付け,宮崎市,たつみ流,着付け教室
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
きもの文化
    コメント(0)