2015年03月30日

色無地

●便利な色無地

白生地を一色で染めたきものを色無地といいます。

子どもの入学式や七五三、各種お祝いの席、茶席、通夜や法事など
幅広い場面で着用することができる便利なきものです。

明るい色なら慶事に、紫・緑・藍・ねずみ色などの色なら慶弔両用できます。

紋の有無や合わせる帯によって格が変わり、
一つでも紋が入れば、無紋の訪問着よりも格が上の準礼装になります。
その場合は、金銀の入った袋帯を合わせ、重ね衿をつけます。

紋がない色無地は、おしゃれ着として楽しむこともできます。
名古屋帯を合わせて、お茶会やちょっと改まった席にも向いています。

訪問着では華やかすぎる、かと言って小紋では軽すぎる
というような場面で色無地は活躍してくれます。
控えめで上品に装いたいときに向いています。

紋を入れると、かなり改まった装いになりますので
紋を入れるか入れないかは、用途をよく考えて決めるといいでしょう。

色無地



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たつみ流着付け橘通り教室
岩崎千恵子


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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 23:29 │Comments(0)着物の格染めのきもの
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