2015年03月20日
留袖
●黒留袖と色留袖
留袖とは、お祝いの場に装うフォーマルきものです。
黒地の黒留袖と色地の色留袖があります。
留袖の柄は裾だけにあり、帯より上には描かれません。
●黒留袖
黒留袖には、背中心、両胸、両外袖(後ろの袖)の5カ所に染め抜きの紋(家紋)があり
裾に華やかな絵羽模様(えばもよう)が描かれています。
既婚女性の第一礼装で、女性物の中で最も格が高いきものです。
結婚式や披露宴に出席する新郎新婦の母親や親族の女性が着用します。
長襦袢、半衿、帯揚げ帯締めはすべて白にします。
帯締めには金や銀が使われることもあります。
帯は、格調高い文様の袋帯を合わせます。
●色留袖
色留袖は、五つ紋、三つ紋、一つ紋と、紋の数によって格が変わります。
五つ紋付きの色留袖は、黒留袖と同格ですが、紋の数が減ると準礼装となります。
新郎新婦の既婚の姉妹で、まだ若い方なら黒留袖より五つ紋の色留袖を着ると
場が華やかになり、お祝いの席にふさわしい装いになります。
色留袖は既婚未婚を問わず、祖母や伯母(叔母)、来賓も着ることができます。
母親が色留袖を着ることはありません。
未婚の姉妹なら振袖を着たほうが良いでしょう。
長襦袢、半衿、帯揚げ帯締めはすべて白にします。
帯締めには金や銀が使われることもあります。
帯は、格調高い文様の袋帯を合わせます。
三つ紋や一つ紋の準礼装の場合は、必ずしも小物は白一色ではなく
品の良い淡い色の重ね衿や帯揚げ帯締めを合わせることができます。
***
たつみ流着付け橘通り教室
岩崎千恵子
留袖とは、お祝いの場に装うフォーマルきものです。
黒地の黒留袖と色地の色留袖があります。
留袖の柄は裾だけにあり、帯より上には描かれません。
●黒留袖
黒留袖には、背中心、両胸、両外袖(後ろの袖)の5カ所に染め抜きの紋(家紋)があり
裾に華やかな絵羽模様(えばもよう)が描かれています。
既婚女性の第一礼装で、女性物の中で最も格が高いきものです。
結婚式や披露宴に出席する新郎新婦の母親や親族の女性が着用します。
長襦袢、半衿、帯揚げ帯締めはすべて白にします。
帯締めには金や銀が使われることもあります。
帯は、格調高い文様の袋帯を合わせます。
●色留袖
色留袖は、五つ紋、三つ紋、一つ紋と、紋の数によって格が変わります。
五つ紋付きの色留袖は、黒留袖と同格ですが、紋の数が減ると準礼装となります。
新郎新婦の既婚の姉妹で、まだ若い方なら黒留袖より五つ紋の色留袖を着ると
場が華やかになり、お祝いの席にふさわしい装いになります。
色留袖は既婚未婚を問わず、祖母や伯母(叔母)、来賓も着ることができます。
母親が色留袖を着ることはありません。
未婚の姉妹なら振袖を着たほうが良いでしょう。
長襦袢、半衿、帯揚げ帯締めはすべて白にします。
帯締めには金や銀が使われることもあります。
帯は、格調高い文様の袋帯を合わせます。
三つ紋や一つ紋の準礼装の場合は、必ずしも小物は白一色ではなく
品の良い淡い色の重ね衿や帯揚げ帯締めを合わせることができます。
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たつみ流着付け橘通り教室
岩崎千恵子