2017年06月30日

らせん階段

たつみ流の岩崎千恵子です。

お稽古は、同じことの繰り返しのようで、ちゃんとレベルアップしているから大丈夫です。

上達の階段は、上に向かって真っすぐに伸びているのではなく、
ぐるぐるとらせん状に上がっているからです。

初めのうちは、できなかったことができるようになるなど、上達が目に見えてわかりやすいのですが、
ある程度のレベルになると、分かりやすい変化がなくなってくるから、おもしろみがなくなってくる。

本当は水面下で上達を積み重ねているのですが、何しろ水面下だから見えないんです。

見えないと不安になりますね。
ずっと同じところにとどまっているような気がするかもしれませんが、そんな心配はいりませんよ。


例えば浴衣の着付け。
入会して一番初めに習うのが浴衣の着付けです。

初めての着付けだから、手順を覚えるのに精いっぱいで、キレイに着れるかどうかは二の次。
まずは形になるかどうかが一番の課題です。

それが、次の年の浴衣シーズンに久しぶりに着てみると、
「あれ?浴衣の着付けってこんなに簡単だったっけ? 」と思うくらい、浴衣が余裕で着れるようになっています。

それでも課題はあります。
講師から細かいところを指摘されるでしょう。

けれどもその内容は、習い始めのころに言われていたこととは、全然違うレベルのはずです。


ぐるっと一周まわって、浴衣の着付けに戻った時、ただ一周したようにみえて、
本当はらせん階段を上ってきたから、一段高いところにいるのです。

長くお稽古を続けていて、同じところをぐるぐる回っているように感じていても、
ある時ふと下を見てみると、ずいぶん高いところまで来たことに気づくでしょう。

急いで上達を求めるのではなく、焦らずじっくりと、キレイで着心地の良い着付けができる自分を育てていきましょうね。




6月30日、一年の折り返し地点です。
梅雨明けも間近な気配。

今年の後半も笑ってお稽古しましょう。



たつみ流着付け橘通り教室

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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 23:59Comments(0)着付け教室

2017年06月29日

きものヘアー

たつみ流の岩崎千恵子です。

「髪の毛どうしよう……」
女性がきものを着るときに問題になることの一つが、「ヘアセットをどうするか問題」。

着付けはできても、ヘアセットができないと、けっきょく美容室に行かなきゃならないんですよね。
いちいち面倒だったり、お金がかかったり。
困りますね。

たつみ流着付け教室では、もっと気軽にきものを着てほしいから、
ヘアセットも自分でできるようになるための講座を設けています。

私自身もこの講座を受けて、自分でできるようになりました。

この髪型ももちろんセルフです。


上から編み込みをして、毛先を丸めて留めるだけの簡単ヘアスタイル。
以前は、後ろで編み込みをするなんて考えられなかったし、おだんごを作ってもうまく留められませんでした。

でも、たつみ流のお楽しみ講座でヘアセットの基本を学び、
何度も練習を繰り返しているうちに、いろんなアレンジができるようになったんです。
このくらいなら、5分ほどでできちゃいます。

着付けもヘアセットも自分でできれば、きものを着るのに何の問題もなくなりますね。

きものの雰囲気に合わせて、ヘアスタイルを変えることもできちゃいます。
全部自分でできると、きものを着ることがもっと楽しくなりますよ。


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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 06:45Comments(0)きもの美人

2017年06月26日

着こなしのコツ〜帯は前下がりに〜

たつみ流の岩崎千恵子です。

不定期開催の“千恵子の着こなし講座。
今日のテーマは、「前下がり」です。


帯は前下がりになるように締めましょう。


横から見るとよく分かりますね。
前が下がって、後ろのお太鼓部分が高くなっています。

こうすると、帯の下線(したせん)が締まります。
前から見ると、Vの字を描くように真ん中が下がって見えます。

これが下線が締まっている状態です。

下線が締まっていると緩みにくいのに苦しくありません。

帯が緩みやすいという方は、前下がりを意識してみてください。
帯の2周目を巻くときに、1周目と2周目の下線を揃えて、グッと下に下げると、前下がりにできますよ。

帯は前下がりが鉄則です。



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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 23:04Comments(0)着付け

2017年06月23日

半幅帯で気軽に

ふだん着の着物を楽しむなら、半幅帯が気軽に着られます。


理由は二つあります。

 ①結ぶとき楽
 ②着ていて楽

①結ぶとき楽
お太鼓を結ぶには仮紐を使ったり、帯枕を乗せたりする必要がありますが、
半幅帯は仮紐も帯枕も使わずに結べます。
手数が少なくて済むので、楽に結べます。

②着ていて楽
写真のようなペタンコな結びにすると、背中をもたれられるから、
型崩れを気にせず座れます。
帯枕がない分涼しいから、これからの季節は特に半幅がいいですよ。

ふだん着の着物を着るなら、素早く着られて、楽に着ていられることが
何よりも大切ですよね。

その条件にピッタリ合うのが、半幅帯なのです。


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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 23:28Comments(0)普段着のきもの

2017年06月21日

爽やかデニムきもの

たつみ流の岩崎千恵子です。

空梅雨のようなお天気が続いていましたが、
今週はずっと傘マークがついていますね。
ようやく本格的な梅雨入りでしょうか。

蒸し暑いこの時期に、きものを爽やかに着こなすなら
ダンガリー素材のデニムきものがおススメです。

ダンガリーとは、シャツでもおなじみの風通しが良くて涼しい素材ですね。
それもこんなブルーならさわやか度はさらにアップします。



ステッチの白に合わせてミンサー帯も白をチョイス。
挿し色にピンクの帯揚げを使いました。
ブルーとピンクの組み合わせは、甘めになりがちですが、
このピンクは色味が強くてはっきりしているので、
甘くなりすぎず、帯の白さに負けない存在感を発揮してくれます。

風通しの良いダンガリー素材と涼しげな色で、蒸し暑いこの季節にも
爽やかにきものを着こなしましょう。


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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 22:44Comments(0)デニムきもの

2017年06月11日

美しい後ろ姿の作り方

たつみ流の岩崎千恵子です。

着物は裾すぼまりになるように着ます。



きちんと体に巻き付いていて、裾に向かって細くなっているのが
美しい後ろ姿です。

身ごろがしっかり巻けていれば、このラインが出ます。

しっかり巻けていないと、ストンとまっすぐになったり、
裾に向かって広がったりします。

見た目がフワフワして美しくないだけでなく、
着ている本人も体に沿っている感じがしないはずです。

巻き方のポイントは3つ。

①背中心をまっすぐにすること
②裾が床に平行になるようにまっすぐ体に巻き付けること
③つま先を引き上げること

この3つのポイントに気を付けて丁寧に巻けば、
きれいな裾すぼまりになります。

裾すぼまりは、見た目が美しいだけでなく、
きちんと着付けができている証拠でもあるのです。


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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 11:37Comments(0)着付け

2017年06月04日

着こなしのコツ~襟の角度~

たつみ流の岩崎千恵子です。

久々に“千恵子の着こなし講座”の時間がやってまいりました。

まずはこちらをご覧ください。


コーディネートも髪型もメイクも全く同じ2枚の写真。

それなのに、全体の雰囲気が違って見えませんか。

左をA、右をBとします。
Aは、大人っぽい、余裕がある、着慣れている
Bは、初々しい、若々しい、きちんとしている

それぞれのイメージを表すとしたら、こんな言葉になるでしょうか。

あなたはどんな言葉が思い浮かびましたか?

そもそも、2枚の写真の違いが分からないと、
雰囲気の違いも感じ取れないかもしれませんね。

違いは、『長じゅばんの襟の角度』にあります。
長じゅばんの襟とは、白く三角に見えている襟のことです。

違いを見てみると、
・AよりBの角度が大きい
 (Aは70度くらい、Bはほぼ90度)
・襟合わせの位置がAよりBが高い
 (Aは喉のくぼみより下、Bは喉のくぼみ辺り)

このたった数十度、数ミリの違いで、与える印象が変わってしまうのです。

この着物の雰囲気なら、Aの着方が似合います。
渋めの色で統一されていて、粋に着こなしたいからです。

どちらの着付けがいいか悪いか、上手か下手かではなくて、
着る人の雰囲気、年齢、体格を考慮し、
着物の色柄、コーディネートの全体のイメージなどを総合して
着付けの仕方を変えるのです。

あなたが着たい着物はどんなイメージですか。
あなたはどんな雰囲気をまとっていますか。

着付けができるようになったら、自分をセルフプロデュースするつもりで
着こなし方のイメージを描いてみましょう。

そのイメージを形にするための着付けの技術は、私がお教えします。



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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 16:03Comments(0)きもの美人

2017年06月01日

単衣の季節

たつみ流の岩崎千恵子です。

6月に入りました。
今月から単衣(ひとえ)の季節です。
単衣は裏地がついていない着物、袷(あわせ)は裏地がついている着物のことです。
6月から9月は単衣、10月から5月までは袷を着ます。

このように、日本には暦に合わせて着るものを変える風習があります。

では、その通りに着なくてはならないのでしょうか。

そんなことはなくて、ふだん着なら、暑い時は単衣、寒い時は袷、
というように自由に着ていいと思います。

“着物は着る物”ですからね。

暑ければ半袖を、寒ければ長袖を着るのと同じように
暑ければ単衣を、寒ければ袷を着ましょう。

そうそう、デニムきものには裏地は付いていませんから
一年中単衣です。
木綿のきものと同じですね。

生地の厚みが様々なので、単衣の季節は薄手のデニムを選ぶといいですよ。


気候に応じて、着る物を決める。
それが本来の姿です。



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Posted by たつみ流着付け橘通り教室  at 23:54Comments(0)着物あれこれ